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スタッフインタビュー Vol.1

愛玩動物看護師 

佐久間 菜月

2020年 新卒入社

Q. 中央台 犬と猫の病院で働くことを選んだ理由は何ですか?

 自宅から近くて通勤しやすいこと、あとホームページの「求人について」を見たときにわかりやすかったのと、ホームページの書き方に興味を引かれて・・・「こんな方を求めています」というところにばーっと条件が書いてあって、最後に「多いですか(笑)?」って書かれているのを見て、その書き方がなぜか印象に残ってしまって(笑)・・・実習に行ってみようと思いました。
 実際に実習させていただいて、中央台犬と猫の病院の病院全体の雰囲気・・・病院の建物だったり、当時仕事をしていたスタッフさん達の雰囲気だったり・・・に触れ、この中で自分も働いてみたいと思いました。

Q. 今の仕事内容を教えてください

 看護ケアスタッフ業務・・・問診、保定、検査補助、会計、入院の子のお世話、手術の助手・・・などなど(笑)、です。
 この仕事を始めて4年目になって、最初はやっぱり覚えたてで、言われたままをやっていくっていう感じだったんですが、そこから今は自分で考えて・・・次に何が必要かとか、これもやっておいたら後々便利とか・・・、自分に与えられている裁量が大きくて、仕事の範囲もどんどん拡がっていますし、こなすべき業務の量も多くなっていますが、ひとつひとつ考えながらやっています。

Q. 仕事をする上で、特に心がけていることは何ですか?

 飼主様からお話を良く聞くことと、あとお連れになっている動物たちの様子を、自分の目でも良く観察することは意識しています。

Q. 仕事をしていて、あなたの特技や能力、性格などが役立っていると感じることはありますか?

 人のお話を聞くのが好きっていうことと、あと自分も話すのが好きなので、コミュニケーションをとることは特技かな、と思います(笑)。
 自分の持っている知識や情報だけでなく、人のお話を聞いて「こういうこともある」というのを知ると、まるで世界が開けていくような感じがして、それが楽しいです。なので、対話を通じて、いろいろなことに興味が出てくる性格ではあると思います。

ー 佐久間さんのそういうオープンな性格が、いろいろな知識を得たり日々のことを吸収するのに役立っているわけですね。

そうですね、はい。

Q. 仕事をしていて、どんな時に楽しさや喜びを感じますか?

 嬉しいと思うのは、保定がうまく出来たとか、採血の時に補助がうまく出来たとか・・・あとは飼主様とお話ししていて「そうなんだ、そういうの知らなかったよ」って言っていただけることとか、も嬉しいですね。
もちろん具合が悪くなっていたワンちゃんネコちゃんが、だんだん元気が出て帰って行く姿を見るのは嬉しいです。

Q. 入社後、一番苦労したことは何ですか?

 最初はもう、間違いだらけだったので(笑)・・・失敗も本当に多かったですし、覚えてコツをつかむまでに時間もかかったので、それはすごく、どの場面でも・・・動物の保定、飼主様のお話を聞くこと、お会計、薬・・・基本的なことですが、そういったところで間違えないようにすることが大変だったなと思います。

ー かつては大変だったなと感じていたことでも、今は立派に出来るようになっていますよね。そのために佐久間さんご自身で努力したことはありますか?

 たとえば会計時のレジ打ちは、診察の合間などの時間を使って、自分で練習を続けて出来るようになりました。
 問診で飼主様のお話をお伺いする時は、話す内容をその場でパッと思いつくのは難しいと感じたので、初めのうちは、ある程度問診のお話の流れをあらかじめ決めておいて、その流れ通りにお話をお伺いするというところから練習しました。

Q. 入社前と入社後で、中央台 犬と猫の病院に対する印象は変わりましたか?

 入社前に一番最初に受けた、スタッフさん達の柔らかい雰囲気という印象は、今も変わっていないです。
仕事の面では、自分が想像していたより、はるかにやることが多いということと、お仕事をするようになる前に思っていた以上に、今でも飼主様のお気持ちに寄り添う難しさを感じることがあります。

ー 職場の雰囲気的にはどうですか?「入社前は雰囲気の良い職場だと思っていたのに、実際は冷たい職場だと感じた」とかありますか(笑)?

 (笑)・・・そういうのは全くなく、むしろどんどん、職場の雰囲気の良さ・あたたかさを実感するようになっています。それが自分にとって良いなと思っています。あとはそれを自分が壊さないこと、より良くしていけるように心がけることを大切にしたいなと思っています。

Q. 中央台 犬と猫の病院の、職場としての雰囲気はどうですか?

 スタッフみんな仲良く・・・っていうのとはチョット違うかもしれないですが、壁がなく、というか、スタッフ間の風通しがすごく良いかなと思います。なんでも話せますし相談もしやすいですし、ギクシャクしないのがすごく良いのかなと思っています。

ー 今言ってくれた「風通しの良さ」ですが、動物看護ケアスタッフ同士はもとより、例えばトリマーさん達とはどうですか?


 動物看護ケアスタッフ同士でも、日々の業務の中ではなかなか自由にたくさんしゃべったり出来るようなまとまった時間があるわけではないですが、合間にちょこちょことお話出来るタイミングがあると、お仕事のことだけではなく、例えばプライベートなことなども話します。(一緒にお仕事している後輩スタッフは)とても話しやすいです。
 トリマーさん達とはなおさら時間が取れなくて、そんなにたくさんしゃべれるわけではないですが、そんな状況でもすごく話しやすい方達です。
スタッフそれぞれ年齢や経歴などもそれぞれ違いますが、みんなすごく話しやすいです。

ー そのために何か努力していることとか気に留めていることはありますか?

 意識しているのは、自分が何かに夢中になっている時とか忙しい時に、例えば不意に「これも」っていう更なる何かが出て来てしまっても、「チョット待って!」っていう、焦っている気持ちなるべく出さないようにしています。そんな時こそにこやかに、じゃないですけど、イラッとしている感情とかを出さないように(笑)、その場がピリッとなったりしないようには心がけています。

ー それは入社以来ずっとですか?


 入社したときは多分、イッパイイッパイになる余裕すらなくて、上の先輩もいらっしゃったので、そういうものだと思っていました。
 いざ自分が先輩と言われる立場になってみると、やっぱり意識しないと、あとから入ってきた方に強く言うことも、やろうと思えば出来てしまう立場なので、そうならないようには気を付けています。

Q. あなたから見て、院長はどんな人ですか?

 相談しやすい人です。
何かあったとき、自分が何か間違えてしまったときなど、お伝えしやすいと思っています。

ー 院長と接していて、何か嫌な思いをすることとかありますか(笑)?

 ないです、大丈夫です(笑)。
いつも勇気づけてくださるので、私がすごくヘコみやすいのをたぶん分かって下さっていて、すごくフォローして下さるので、頑張ろうって気持ちになります、ありがとうございます(笑)。

Q. 仕事を通じて、成長したと感じられることはありますか?

 日々の業務をこなすスピードが速くなったとは思います。考えること・・・これまでは「答えをもらって」やっていくような感じでしたが、今は「答えから自分で探していく」感じで作業をするので、「頭をよく使うようになった」気がします。
あとはやっぱり日々動物たちの様子を見ていて、「こういう時にはこういう風に具合が悪いんだ」っていうのもわかってくるようになったなと思います。

Q. 仕事とプライベートは、どのように両立させていますか?

 お休みの日には、やりたいこと・やらなきゃいけないことをとりあえず詰め込んで(笑)・・・ワンちゃんを飼っているので、お散歩したりシャンプーしたり、あとはお買い物に行ったり・・・でも、それですごく充実しているので、すごく楽しんでいると思います(笑)。

ー やりたいこと・やらなきゃならないこと、お休みの中でどちらも充分に出来ていますか?

出来ています。

ー しつこいですけど、全然時間足りないなーとか、そんな風になってないですか(笑)?

(笑)大丈夫です。

Q. 5年後、10年後の目標はありますか?

今よりももう少しミスを減らしたいです。今後後輩が出来たときに、「自分の姿で見せていけるように」なっていきたいです。

Q. どんな方に入社してほしいですか?どんな方に後輩になってもらいたいですか?

 あまり求めすぎるのもなんなんですけど(笑)、まず、人の話をちゃんと聞ける方、聞こうと出来る方・・・自分ばかり一方的にばーっと伝えるだけじゃなくて、ちゃんと聞いて、受け答えできる方が良いと思います。

 あと、周りの状況をよく見られる方だと嬉しいです。

Q. 入社してくれた後輩にはこんな風にします!とかありますか?

自分が入社したとき、先輩の皆さんにすごく丁寧に教えていただいたので、同じように、あるいはそれ以上を目指して(笑)より丁寧にお仕事を教えていけたらなと思います。

Q. 中央台 犬と猫の病院に就職を検討している方に、メッセージがあればお願いします。

 診療もすごく丁寧ですし、スタッフ側から飼主様へのご提供できることもすごく良いものをご提供できていると思います。
スタッフ間の仲もすごく良くて風通しの良い環境でいられていると思いますので・・・ぜひ(笑)、ご検討下さい。

インタビュー日時 2023年5月