高橋 つかさ
2024年 愛玩動物看護師免許取得 新卒入社
インタビュー時期:2025年2月
(インタビュアー:以下イ)高橋さんが愛玩動物看護師資格を取得して、入社されてもうすぐ一年ということで、今日は愛玩動物看護師試験の時のことを思い出していただこうと思います。
専門学校で愛玩動物看護師資格取得のために三年間勉強なさってきたわけですが、合格するためにこんなことを心がけて頑張ったとか、実際にここまで頑張ったっていうことはありましたか?
(高橋さん:以下高) 一年生から二年生までは、本当に普通に授業を受けて、普通にテスト勉強して、普通にテストを受けるみたいな日々だったんですけど、三年生になってから急にこう・・・緊張感を持つようになって、そこから問題集を買い始めたり、参考書を買い始めたりしたんですけども。
(高) 一番心がけていて実行していたことは、付箋に、何月の何日までにはこのページを終わらせるとか、何月までにはこの内容の勉強を一周させる、二周目させる、三周目させるっていうのを全部メモして、そうしたらどのぐらい一日やらないといけないのかっていうのが出るのでそれを全部計算して、どれだけ眠くても、どれだけ疲れてても、絶対にやるようにしないと・・・私はやらないといけない性格の人間なので。なんか本当にそうやって計画的にやらないとできないので、そうやって、やっていって、っていうのを、私はその参考書三つに問題集みたいなのを買って、それを最後までやり続けるっていうことを決めて、一年間やっていました。
(イ)実際にどのぐらい教科書、参考書を繰り返したんですか?
(高)一冊を5回、6回ぐらい。200~300ページある問題集をやりました。それを三冊。
それは自分でこのぐらい頑張ろうというところまでは結構できた感じでした。
(イ)では、頑張ってたやろうと思ったことは、もうほぼ100%できた感じですね。
万全の態勢で試験に臨めたということですね。
(高)自信を持って(試験に)望みたいっていうのがあって・・・不安に思いながら試験を受けたくなかったので、「自分はここまでやり切った」っていう思いでやりたかったので、そういうふうにやりました。
(イ)試験当日はもうやり切った、もう大丈夫だっていう自信の中で。
(高)受ける前はそう思ってました(笑)。
(高)私はなんかこれ個人的な感覚なんですが、一人で・・・私、同じクラスの他の子たちは全員東京の会場で試験を受けたんですけど、私だけ仙台の会場で受けたんです。友達と一緒に行くと、やっぱり休み時間にみんなで話をしたりすると、それで自分の気持ちが左右されちゃうっていうのがあったので、私は一人で試験に行こうって決めて一人で行ってたんですけど。・・・で、なんかそれはやっぱり正解だったのかなって自分の中で思っていて。おかげで自分の気持ちをコントロールしながら一日試験を受けられらたなって思うんですけど、ただもうちょっと緊張してガクブルと震えていました(笑)。
(イ)その日のお天気ってどうでした?
(高)お天気は良かったです。若干曇りだったんですけど、雪降ってたりとか特になく傘も差さずに行けました。

(イ)試験を受けた感触は?
(高)思ってたよりは難しかったです。
(イ)なんかちょっと簡単に、優しくなるかもって噂もあったでしょう。面食らったりしませんでした?
(高)・・・面食らいました(笑)。第1回(前回)の愛玩動物看護師試験が自分としてはそこまで難易度が高くないなって思っていたのがあったので、実際に問題用紙の冊子を開いた時に「あれっ?」て・・・第一声は「あれっ?」っていうのがありました(笑)。
(イ)実際に試験を受けた感じでいうと・・・それでも「できた」っていう感じでしたか?それともよりやばい、できなかったって感じでしたか?
(高)終わった時は五分五分だなって正直思いました。受かっているっていう確信的なものもなければ、なんか落ちたっていうのもなくて、どうにかいけてるんじゃないかなっていう気持ちではいたんですけども。

(高)一番辛かったのは、勉強の中でなかなか覚えられない分野が・・・もう不得意な分野もすごく目に見えてわかっていたので、そこをどうするか。
不得意な分野は、もう最終的に捨てちゃうかとかも思ったんですけども、そこも最後までやり抜く・・・問題集やってる中で、そこの分野に行くときの恐怖感っていうのがあって、それが大変だったなっていうのと、あとはやっぱり、周りの同じ(愛玩動物看護師を目指す)学生たちじゃなくて、高校だったり中学校の時の友達とかのSNSとか見たりすると、楽しそうに遊んでるのを見て、なんかもう気持ちがつらいなっていうのは(一同笑)、正直その時ありました。
(高)学校に行かなくて良い日は、朝起きてから夜寝るまで、ご飯とトイレとお風呂以外はずっと勉強してました。
学校から帰ってきた日はだいたい家に着くのも19時とかだったので、ご飯食べてから。お風呂入って20時30分から1時ぐらいまでは毎日勉強して、朝4時に起きて電車乗って、また勉強して、ここで勉強みたいな。
(イ)なるほど。今の試験直前の時期(2月)だから聞くんですけど、勉強してて試験が近付くにつれて焦りはなかったですか?
(高)なんか一ヶ月ぐらい前が一番、焦りがすごくて・・・なんかどうしよう、勉強が終わらないかもっていう・・・やっぱり自分が決めた目標があったんですけれども、その中でも出来ていることとそうでないこともあって。なので、あ、勉強が終わらないかもとかダメかもって思う時もあったんですけど、試験まであと1週間ぐらいという時期になってからは、(試験の日が)もう早く来てくれって思ってました(笑)。早く終わらせたいみたいな気持ちで、もうとにかく早く来てほしいって思ってました。
(イ)得意な科目、得意な分野って何だったんですか?
(高)何だろう・・・何が得意なんだろう・・・苦手だと思ったのは、さっき言った怖いなっていうのは薬理です。薬理全然わからなくて。ずっと苦手だったんですけど。
・・・法律とかのことは、まあできました。
(高)合格発表まで本当に不安な気持ちがすっごい大きくて、もう試験から帰ってから、仙台から帰ってから、しちゃいけないってわかってたんですけど、もういろんな情報を漁って(笑)、自己採点みたいなのをいっぱい見て、いっぱい自己採点して、自分の心を落ち着かせる、安心させるってことだけになってました。
(イ)自己採点した限りは大丈夫かなって感じだったんだ。
ギリギリですかね。なんとか・・・なんとかなってるかなっていう。
(イ)合格発表の前の日は眠れましたか?
(高)心臓がバクバク過ぎて、もうなんか早く、もう本当に明日になってくれみたいな(笑)。1分1秒が遅すぎて、結構しんどかったです。
(イ)いざ合格発表ですが、実際に合格となりました!どんな気持ちでした?
(高)もう一番は安心・・・安心な気持ちでした(笑)。試験に落ちたらもう1回、受けないといけないのかなって思ってたので、もう受けなくていいんだって(一同笑)。

(イ)当院でもうすぐ約一年、今お仕事をしてくださっていますが、愛玩動物看護師の資格を取って、役に立ったと感じたことってありますか?
(高)国家資格を取るにあたって、やっぱり勉強した部分が多かったので、それは知識として残ってる部分があるので、それは資格を取って良かったなって思う部分なのと、やっぱり採血だったりとかも、その資格がないと出来ないっていうのもあるので、そういったその分野に拡がる、出来ることが拡がるっていうのもすごく大きかったなって思います。
(高)愛玩動物看護師が出来ないといけないことは、ちょっと難易度が高いなって自分では思うこともあるんですが、ちょっとずつやらせていただいているのもあるので・・・そんなに負担だなとか、そういうのも全く思ったことはないです。

(高)良かったと思っています。
(イ)頑張った甲斐はありましたか?
はい、ありました。
(高)試験前日はよく寝ることと(一同笑)、あとはもうそれこそ、試験までこの数日、1週間とかかもしれないんですけど、もうやり切ったと思えるぐらい全力で勉強して、自信をつけて・・・あとは私がやったのは試験当日、ブドウ糖補給みたいな感じでラムネを買ってと。あとは、自分的に糖分がないと頭が回らないので、チョコレートを買って行きました(笑)。
(イ)ラムネとチョコレートですね!役立つメッセージでしたね(笑)。ありがとうございました。
(高)ありがとうございました。